デイリータッチケアとは?

 

「日常的なふれあい」の中で、

相手のこころとからだをケアしていく

シンプルな「手当て」の方法です

 


 

基本的な手技としては、

 

手のひらをぴったりと密着させ

一定のゆっくりしたリズム(秒速5cm)で

心臓から遠い方向に向かって

優しく撫でていきます

 

また、日常のお世話の中でのスキンシップも

デイリータッチケアのひとつです。

 

大切なことは、手の動かし方や順番などではなく、

「相手のからだと こころに意識を向けながら触れていく」ということです

 

デイリータッチケアの特徴

 

①手技がシンプルで短時間で行えるため、日常生活の中で気軽に行うことができます

 

②対象年齢は、0歳~高齢者まで

圧をかけたり、揉みほぐしたりしない為、

赤ちゃんからご高齢の方まで、どなたにでも 安心安全に行うことができます

 

③ケアを行う側もストレスホルモンが減少し、
穏やかな気持ちになれるのが大きな特徴です


Ohanaの「デイリータッチケア講座」は
日常の中で、(例えば、目覚めた時、オムツ替えをする時、
寝ぐずっている時、鼻づまり・咳・肌荒れ・便秘・成長痛等の症状がある時…など)
シーンに合わせた効果的なケアの仕方をお伝えしています

 

「触れ合うこと」がもたらす効果

 

やさしく手のひらを密着させて

一定のリズムで継続的に触れることにより、

脳内から「オキシトシン」というホルモンが分泌します

 

「オキシトシン」が分泌すると

気持ちが落ち着く、

相手に対して信頼や愛着を感じるという効果があります

 

オキシトシンは、ケアを行っている側の脳内からも分泌され、

ストレスホルモン(コルチゾール)が減少することがわかっています

 

24時間 年中無休の育児は、

ときに辛くなったり イライラしたりもしますよね

そんな がんばっているママのこころを癒してくれ、元気を与えてくれるもの

 

それが Ohanaがお伝えしたい「デイリータッチケア」です

デイリータッチケアの実践例「背中のタッチケア」

 

①背骨の周りには神経が集中していますので、
背骨に沿ってゆ~っくりと

(1秒間に5cm動く速さが最適)
上から下に向かって撫でさすってあげると、
気持ちが落ち着いてきます



②次に、肩甲骨を外側に開くように、

両掌で大きくらせんを描きながら
背中全体をクルクルクル・・・とマッサージしていきます
背中全体が温まり、筋肉の緊張がほぐれてきます

 

③手首のスナップをきかせて、両手の指のはらで
背中全体をトントントン…とタッピングします

(大切な神経が通っている背骨の上は刺激しない)

リズミカルなタッピングの刺激は、神経を鎮める作用があるといわれています

 

 

④背骨と左右の肩甲骨が交わる間には「呼吸の神経」が通っています

ここに片手の掌をぴったりと当て、クルクルとゆっくり円を描くように撫でさすります。

深い呼吸ができ、リラックスできます

 

 

「たったこれだけ…?」と思われるかもしれませんが、

実際に 自分がタッチケアを受けてみると、

グイグイと押したり、揉まれたりするマッサージとは

また違って、 何かに包まれているような

とても温かく ホッとした気持ちになることができます

 

 

「大好きだよ 」と言葉で伝えるのが
お互いに恥ずかしい年頃のお子さんにも
温かい手で触れてあげることで
愛情を伝えることが出来るのが「デイリータッチケア」なのです


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「デイリータッチケアセラピスト®」という名称は、本協会の登録商標です。

登録番号:5809087号

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