~肌の記憶はこころの記憶~

代表ごあいさつ

はじめまして。

Ohanaデイリータッチケア協会 代表

石井ちあきと申します。

 

大学生と中学生の男の子二児の母です。

元々は、保育士・幼稚園教諭として、

保育現場で働いてきました。

 

長男を出産後、【孤育て】の辛さを痛感し、

NPO法人の子育て支援施設の立ち上げに携わり、

親子の広場事業と 一時保育を兼任しました。

 

現在は、地域の子育て支援活動として、

埼玉県川口市内で「子育ちサークル」を主宰しています。


 

 

みなさんは「スキンハンガー」という
言葉を 聞いたことがありますか?

「スキンハンガー」とは…
「肌のぬくもりへの飢え」を抱えている人の事をさします。

その状態のまま育ってしまうと、
自分自身が子どもを産んだ時に 
抱いてあげられない、
子どもに泣かれるとものすごくイライラしてしまう… 
というようなことの心理的な要因になったりします。

わたし自身も、
実はずっとスキンハンガーでした。


保育士として働いていたにも関わらず、
自分の子どもが産まれてみると…

一日中抱っこしていないと、泣き続ける息子を抱えて、
だんだん感情のコントロールがきかなくなり、
途方に暮れる日々を過ごしました。


でも、そんなわたしの「肌のぬくもりへの飢え」を
癒してくれたのは、
他でもない 息子でした。

 


「タッチケア」= 手の力を抜いて、ぴったりと密着させ、
ゆっくりと撫でさすっていく・・・

 


それを毎日やっていると、


わたし自身の幼いころの記憶、
「もっと触ってほしかった。 
撫でてほしかった。 かまってほしかった・・・」
という寂しい記憶は、 少しずつ溶けていきました。

 


そして、代わりに息子の温かい肌の感触が
しあわせな記憶となって哀しい記憶の上に、
上書き保存されていきました。 


「触覚」には、肌で感じた刺激を脳に送り、
それを記憶として残すという特性があります。




幼いころに、たくさん触れられずに育ったとしても、
今からでも 全然 遅くはありません。 


あなたがもし「自分はスキンハンガーかも・・・」と思ったら、
まずは 目の前にいるあなたのお子さんに
そっと触れてみてください。 
 
あなたがもし職場の保育園で、
「この子は スキンハンガーかも。
…この子のお母さんもスキンハンガーかも。」と感じたら、

代わりに あなたがその子にたくさん 触れてあげてください。

 


そこから あらたな 「愛情の連鎖」が 
始まっていくことを願ってやみません。


                                                  ~肌の記憶はこころの記憶~

                                                  Ohanaデイリータッチケア協会 石井ちあき

 

 

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